凝集剤の選び方|用途別の濁水処理・コンクリート排水・油まじり排水の比較ガイド
工事現場や工場排水の濁水処理では、「一般濁水」「コンクリート・セメント関連排水」「油混じり排水」「設備を置きにくい場所での濁水対策」「公共工事での書類対応」など、状況に応じて選ぶべき凝集剤が変わります。
要約:凝集剤の選び ...
公共工事で必要な書類と手続き
公共工事で凝集剤をご使用いただく際に必要な書類をまとめています。
必要書類承認願い提出資料:カタログ、SDS薬品のためミルシートは不要
出荷証明書
使用数量と出荷数量を照合する書類濁水対策|除濁タブ(設置式タブ剤)
除濁タブは、タンクに吊るすだけで濁度の沈降を促進する 濁水対策用タブ剤 です。
設備を置けない場所や、濁水流出の防止対策に適しています。
工事現場の濁水流出対策
油排水の処理方法|オイルフロック(U-02)
油排水は白濁して沈まず、油膜や乳化で分離しにくい特徴があります。
オイルフロックは、油をフロックに巻き込み 沈降させるタイプの粉体凝集剤 です。
食品加工油
白濁 ...
コンクリート・セメント排水の処理方法|水澄まいる(アルカリ型)
コンクリート洗浄水・カッター排水(ノロ水)などは pH10〜12の強アルカリ排水 のため、通常の凝集剤では沈降しません。
水澄まいる(アルカリ型)は 中和+凝集が同時にできる粉体凝集剤 で、強アルカリ排水全般に使用できます。 ...
一般濁水の処理方法|水澄まいる(標準型)
工事現場で発生する濁水(白濁・茶濁・土砂混じり)は、未処理で排水すると濁度・SS基準を超過する可能性が高いため、事前の沈降処理が必要です。
このページでは、一般濁水に最適な粉体凝集剤 「水澄まいる(標準型)」 の特徴と使い方を ...
フロックが沈まない原因と対策|現場で必ず確認すべき5つのポイント
フロックが沈まないトラブルは複雑に見えて、実際には次の5つのいずれかに当てはまることがおおいです。
pHが適正ではない撹拌が弱くフロックが成熟していない
コロイド ...
資格不要の粉体凝集剤~液体は資格が必要な場合も~
工事現場や排水処理の現場で相談を受けていると、「この凝集剤って資格が必要なんですか?」という質問をいただくことがあります。
実際には粉体タイプと液体タイプで法律上の扱いが異なるため、 ...
高分子凝集剤の粘度が低下する理由と対策
高分子凝集剤の溶解液は、条件によって粘度が大きく変化します。
特に「粘度が下がった」「以前より効きが悪い」と感じる場合は、分子鎖が切断されている可能性があります。
凝集と吸着の違いとは?|吸着でなければ除去できない成分と処理の使い分け
水処理では「凝集」と「吸着」という言葉がよく使われます。
どちらも汚れを除去するための方法ですが、働く仕組みや対象成分はまったく異なります。
「凝集」と「吸着」の違いとはなんなのか、その違いをわかりやすく整理し、「 ...
既存設備で撹拌力が弱いときの改善方法
〜交換せずに撹拌を強くして凝集処理を安定させる〜
撹拌が弱いと感じたらまず確認を凝集処理を行う上で、撹拌(かくはん)は最も重要な工程のひとつです。
撹拌が弱いと、凝集剤が水全体に均一に混ざらず、フロック(凝集物)が ...
凝集剤の選び方・選定方法|タイプ別の効き方と現場で使える早見表
建設濁水・産業排水・食品/油分系・コンクリート高pH…「どの廃水に、どの処理剤タイプが効くか」を実務目線で整理。
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設備のご案内
凝集処理における撹拌効果の違い
~混ぜ方・位置・邪魔板の工夫で処理効率が変わる~
水処理は凝集剤の選定、工程も重要ですが、混ぜ方も重要なポイントです。
テストでは上手くいっていたけど実機テストでは上手くいかない…
そんなときに撹拌方法を見 ...
工事濁水の凝集処理(粉体と液体の比較と選定ポイント)
工事現場で発生する工事濁水は、土砂やセメント分、油分を含むことが多く、適切な濁水処理が求められます。
なかでも、凝集処理は微粒子をフロック化し、沈殿・分離させる効果的な方法です。
ここでは濁水処理で使われる粉体凝集 ...
凝集処理でフロックが浮いてしまう?要因と対策
凝集処理では、本来フロック(凝集物)は沈んで上澄み水がきれいになるはずです。
しかし現場では、処理中や静置後にフロックが浮き上がるトラブルが発生することがあります。
商品カタログ
凝集剤.comでは、凝集剤や道路補修材などの環境関連アイテムの販売や、設備の販売、レンタルを行っております。
ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせをお願いいたします。
【商品カタログ】
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凝集物のろ過には「ろ布」がおすすめ
凝集処理を行った後に発生する凝集物(スラッジ)と水を分離する工程では、さまざまなろ過資材が使われますが、「ろ布」は高いろ過精度と再利用性を兼ね備えた選択肢として非常に有効です。
ろ布は、適切に洗浄・管理することで繰り返し使 ...
凝集処理のポイント~水質検査の注意点~
工事現場や解体現場、各種プラントなどから発生する濁水(泥水等)は、そのままでは環境負荷が大きく、法令で定められた水質基準を満たさない限り、排水することはできません。そのため、凝集処理などの適切な水処理を実施することが必要不可欠です。
水処理のポイント ~原水濃度の安定~
濁水処理・廃水処理・排水処理において、凝集剤を効果的に使用するためには、処理対象となる「原水の濃度を安定させること」が非常に重要です。
「マニュアル通りに処理しているのに、処理後の水質が安定しない」「日によって必要な薬品量 ...
コンクリートノロの処理方法|凝集剤で簡単・その場ですぐ処理!
コア抜き工事やカッター工事などで発生するコンクリートノロは、強アルカリ性の汚泥であり、そのまま排水することはできません。
環境保護や法令順守のためには、速やかで確実な処理が求められます。
そこで注目されているのが、 ...
🌊【読めばわかる!】 濁度(だくど)とSS(エスエス/浮遊物質量)ってなに?
水がきれいかどうかを調べるときに、「濁度(だくど)」と「SS(エスエス)」という言葉が使われます。
言葉はむずかしそうですが、わかりやすく説明しますね。
濁度とは
【読めばわかる!】ノルマルヘキサン(N-HEX)とは?~排水処理~
💡 ノルマルヘキサン(n-Hexane) は、油分や脂質を含む物質を測るための指標です。
本来の「ノルマルヘキサン」は、炭素が6つつながった炭化水素という物質ですが、排水処理 ...
凝集剤処理実績一覧
【読めばわかる!】pH(ピーエイチ)とは?~排水処理~
💡 pH(ピーエイチ)は、水が「酸性(すっぱい)」か「アルカリ性(にがい)」かを表す数字のこと!
※書くときは「p」は小文字「H」は大文字!
排水処理では、pHが基準の範囲に収ま ...
【読めばわかる!】SS(浮遊物質量)とは?~排水処理~
【読めばわかる!】COD(化学的酸素要求量)とは?~排水処理~
COD(シー・オー・ディー)は「化学的酸素要求量」のことで、水の汚れ具合を表す数字のひとつですが、そもそも「化学的酸素要求量」って何なのさ?ってことで
💡 簡単にいうと:
「水 ...
【読めばわかる!】BOD(生物化学的酸素要求量)とは?~排水処理~
BOD(ビー・オー・ディー)は「生物化学的酸素要求量」のことで、水の汚れ具合を表す数字のひとつですが、そもそも「生物化学的酸素要求量」って何なのさ?ってことで
💡 簡単にいうと:
【凝集処理】排水前に水質検査で何を見る?
水質検査とは、その名の通り水の状態を検査するものです。
凝集処理の視点でいうと、出てくる水がそのまま流せる水であるのか、凝集処理した水が流せる状態であるのかを確認するために検査を実施することがあり ...
凝集処理ができるかどうか見分けるポイント
凝集剤を使って廃水処理できるかどうかを見分けるには、以下のポイントをチェックすると判断しやすいです。
1. 濁りの原因(固形物か溶解成分か)✅ 処理しやすい:固形物(粒子・泥・土・粉など)
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撹拌のコツ・その3~巻き上げ?~
凝集はしているけど、凝集物が大きくならない…
テストではうまくできてたのに…
今回は研磨廃水の処理で起こりやすい事象について説明しますが、他の廃液でも知っておくと良い情報です。
比べてみるビーカーテスト ...
