水澄まいる-投入(添加)量目安

2025-08-18

水澄まいるを使った処理では、水量と目標ppmを入れるだけで必要量が自動計算できます。
1,000 ppm = 1 g/L = 1 kg/m³
まずは計算結果を参考にしつつ、ビーカーテストで最適量を確認してください。


クイック計算

水量(L または )と目標ppmを入力すると、必要量(g / kg)を自動計算します。

必要量
0.00 g
※計算は目安です。原水の状態やpHにより前後します。必ず小瓶テストで最適量を確認してください。
参考:1,000 ppm = 1 g/L = 1 kg/m³

pHによる添加量目安

処理水のpHによって、使用する「水澄まいる」のタイプと添加量の目安が変わります。

処理水pH水澄まいるタイプ添加量目安(ppm)
9以下標準200
10アルカリ型300
11アルカリ型700
12アルカリ型1400

※ 上記はあくまで目安です。必ず現場でビーカーテストを行い、最適量を確認してください。

ppmとg(/m³)の関係(基本)

前提(1 m³ = 1,000 L の水量)

  • 1 ppm = 1 mg/L
  • 1,000 L × 1 mg/L = 1,000 mg = 1 g
  • したがって 1 ppm = 1 g/m³1,000 ppm = 1 kg/m³

よく使う換算早見表(1 m³あたり)

目標濃度(ppm)必要量(g)必要量(kg)
50500.05
1001000.10
2002000.20
3003000.30
4004000.40
5005000.50
8008000.80
100010001.00
150015001.50
200020002.00

代表的な添加量目安

他の水量のとき

処理対象の水推奨スタートppm補足
泥水(SS高め)200~800 ppm少量から段階的に追加
セメント洗い水(強アルカリ)400~1400 ppmpHを必ず確認
油分を含む水500~1200 ppm撹拌条件に注意

よくある失敗と対策

  • 過剰添加:薬品コスト増・スラッジ増
     → 低めから開始し、必要に応じて増量
  • 撹拌不足/過剰撹拌:凝集不良・フロック破砕
     → 撹拌条件を最適化
  • pH不適正:中性域から外れると凝集しにくい
     → 酸/アルカリで微調整

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FAQ(よくある質問)

Q. ppmとg/L、kg/m³の違いは?
A. 等価関係です。1,000 ppm = 1 g/L = 1 kg/m³。単位換算のイメージを持つと便利です。

Q. 適正量はどう決めますか?
A. 計算値を参考に、50~500 mLのビーカー試験で段階的に添加→上澄みの濁り具合を確認します。

Q. 過剰添加のサインは?
A. 上澄みが濁る・スラッジが増える・脱水性が悪化する場合は、添加量が多すぎる可能性があります。


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