水澄まいる-投入(添加)量目安
水澄まいるを使った処理では、水量と目標ppmを入れるだけで必要量が自動計算できます。
1,000 ppm = 1 g/L = 1 kg/m³。
まずは計算結果を参考にしつつ、ビーカーテストで最適量を確認してください。
クイック計算
水量(L または m³)と目標ppmを入力すると、必要量(g / kg)を自動計算します。
必要量
0.00
g
※計算は目安です。原水の状態やpHにより前後します。必ず小瓶テストで最適量を確認してください。
参考:1,000 ppm = 1 g/L = 1 kg/m³
参考:1,000 ppm = 1 g/L = 1 kg/m³
pHによる添加量目安
処理水のpHによって、使用する「水澄まいる」のタイプと添加量の目安が変わります。
処理水pH | 水澄まいるタイプ | 添加量目安(ppm) |
---|---|---|
9以下 | 標準 | 200 |
10 | アルカリ型 | 300 |
11 | アルカリ型 | 700 |
12 | アルカリ型 | 1400 |
※ 上記はあくまで目安です。必ず現場でビーカーテストを行い、最適量を確認してください。
ppmとg(/m³)の関係(基本)
前提(1 m³ = 1,000 L の水量)
- 1 ppm = 1 mg/L
- 1,000 L × 1 mg/L = 1,000 mg = 1 g
- したがって 1 ppm = 1 g/m³、1,000 ppm = 1 kg/m³
よく使う換算早見表(1 m³あたり)
目標濃度(ppm) | 必要量(g) | 必要量(kg) |
---|---|---|
50 | 50 | 0.05 |
100 | 100 | 0.10 |
200 | 200 | 0.20 |
300 | 300 | 0.30 |
400 | 400 | 0.40 |
500 | 500 | 0.50 |
800 | 800 | 0.80 |
1000 | 1000 | 1.00 |
1500 | 1500 | 1.50 |
2000 | 2000 | 2.00 |
代表的な添加量目安
他の水量のとき
処理対象の水 | 推奨スタートppm | 補足 |
---|---|---|
泥水(SS高め) | 200~800 ppm | 少量から段階的に追加 |
セメント洗い水(強アルカリ) | 400~1400 ppm | pHを必ず確認 |
油分を含む水 | 500~1200 ppm | 撹拌条件に注意 |
よくある失敗と対策
- 過剰添加:薬品コスト増・スラッジ増
→ 低めから開始し、必要に応じて増量 - 撹拌不足/過剰撹拌:凝集不良・フロック破砕
→ 撹拌条件を最適化 - pH不適正:中性域から外れると凝集しにくい
→ 酸/アルカリで微調整
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FAQ(よくある質問)
Q. ppmとg/L、kg/m³の違いは?
A. 等価関係です。1,000 ppm = 1 g/L = 1 kg/m³。単位換算のイメージを持つと便利です。
Q. 適正量はどう決めますか?
A. 計算値を参考に、50~500 mLのビーカー試験で段階的に添加→上澄みの濁り具合を確認します。
Q. 過剰添加のサインは?
A. 上澄みが濁る・スラッジが増える・脱水性が悪化する場合は、添加量が多すぎる可能性があります。