添加量の基礎知識

2019-11-11

こんにちは小西です。

今日はシンプルに!
添加量(投入量)についての基礎知識です!

ppmってわかりますか?

水質検査などでもよく出てきますが、その時の表現はこちらが多いですね

mg/L

ppm=mg/Lですよ!!

ppmは百万分率と言って1L当り何mgあるかと言う表現を一つの単位で
表しているのですが、1㎥に対し何gかと言うことも同じです。

なので

ppm=mg/L=g/㎥

を覚えておきましょう!

ちなみに、㎥(立米)=トンです。

さらっと書きましたがわかりましたか?

応用問題を出してみます!!
これがわかれば、投入量の目安がすぐにわかりますよ!!

問1)50Lに500ppmで処理できますよ!!
何グラム必要?

問2)この排水は2㎥に対し8㎏入れればOK!!
何PPM??

どうですか?

答えはこれです。

問1=25g
問2=4000ppm

どう導き出すかと言うと、次の式にあてはめます。

問1)

ppm=mg/Lと先ほど説明しましたね!!

「/」これは割り算です。

なので、

ppm=mg÷L

mg=ppm×L

mg=500×50=25000

知りたいのはgなので…g=1000mgとして…

25000÷1000=25g

gとL(リットル)で計算する方法になりますが、
参考までに計算ページを用意してみました。

⇒『添加量や濃度を計算してみる

立米やトンに対しては

1000L=㎥=トン

として考えてください。

問2の計算は

2000Lに8000gを入れた時のppmとしてやってみると
答えが出ますよ!!

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