撹拌のコツ・その1~強ければいいのか~

撹拌のポイント・コツその1として、撹拌の強さについて考えたことはありますか?
強か弱か
粉体凝集剤を使った水処理方法での撹拌は、「強撹拌⇒弱撹拌」が基本です。
・いつ切り替えるのか?
・見た目の目安は?
・弱のみ、強のみではいけないのか?
そのあたりについてお話します。
スイカと大豆はどちらが切りやすいか?
TOP画像にもしっかりと意味があります。
スイカと大豆どちらが切りやすいか?
仮に日本刀で切ることを考えれば大きいほうが切りやすいですよね。
何故か?
大きいから
です。
凝集処理における撹拌のポイントはひとつではありませんが、この「大きさ」については結構重要なポイントになります。
撹拌機を使って原水(処理したい元の水)を混ぜている姿を想像してみてください。
ものすごい勢いで回ってますよね?
いわゆる強撹拌状態はものすごい勢いでプロペラが回転していて、原水全体に凝集剤を混ぜ合わせる役目があります。
薬品が原水の汚れと接触したり水にしっかり混ざることで電気的な反応も合わさり凝集が始まるのですが、求める結果はしっかりとした凝集物です。
回していれば段々と大きくなってきますが、大きくなればなるほど撹拌機に粉砕されやすくなります⋯
せっかく大きくなったのに粉砕されたらたまりません!
なので、ある程度凝集物ができてきて、それぞれがくっつき始めたら撹拌の強さを調整して、大きくなった凝集物(フロック)を粉砕しないように注意が必要になるということですね。
撹拌のポイントは他にもありますが、今回はサクッと強弱についてのお話でした。
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