粉体凝集剤での水処理・知っておくべき3つのこと!

2018-07-20

どうも、小西です。

 

粉体凝集剤の使い方についての質問をよく受けますが、
凝集剤を使って水処理をするときに、知っておかなければいけないこと
わかりますか?

使い方について知りたい方は『凝集剤の使い方』や『凝集処理を成功させる
3つのポイント
』で解説しているので見てみてください。

今回お話しするのは、凝集剤で水処理をするうえで必要な3つの知識についてです。

 

知識いるの?って思いましたか?

 

知識と言っても、処理した水を流すために確認しておく内容とか、
処理水流した後の凝集物の処理とか費用とかの話なので、興味のない人は
ここでページを閉じてもらってもかまいません。

水処理の前に知っておくべき3つのこと

そもそも凝集処理とは何でしょうか?

ここでいう凝集処理とは、オイルフロックや水澄まいるという粉体凝集剤を
使って、水中の汚れを取り除き、きれいになった水を流せるようにする
方法のことを言います。

詳しくはこちら⇒『初心者必見、凝集剤の基礎知識‐5つのポイントで理解する

この凝集処理で取り除ける汚れはどんなものがあるかというと、

 

SS(混濁物質):いわゆる濁った汚れのもと
COD     :汚れの処理に水中の酸素がどれだけ使われるか
魚などの生死にかかわってくる内容です。
重金属類   :公害のもとになりうる金属成分など
N-hex    :ノルマルヘキサンと言って、いわゆる油成分

他にもフッ素や鉛など、水質基準で厳しく定められている成分の除去も
目的としています。

こういったものが取り除けるんだな!とわかったところで
1つ目の知っておくべきことです

排水基準を知っておく(水質汚濁防止法)

水を流すといっても、工事現場や食品工場での廃水、工業廃水などは
過程で水を流すのとは意味合いが違います。

 

水質汚濁防止法といわれる法律により、排水基準が定められています。

 

そもそも、排水基準とは何なのか?
先ほどお話しした、SSやCODなどの基準が数値で定められていて
それをクリアしないと、水は流しちゃだめですよ!ってやつです。

簡単に言うと、汚れてなければいいですよ!!

って感じですかね?
まずは、こんな法律があるよ!!と、いうことを覚えておいてください。
知らないで流すと、罰金やら業務停止やら大変なことになります。

流そうと思っている水の状態を知っておく

これが2つ目です。

泥水を処理するのか、食品廃水を処理するのか、はたまた、工業廃水か…
どんな水を処理するかで、見るポイントが変わってきます。

 

泥水であれば、主にSSと言われる汚れの量ですね。
サクッと処理して水が透明になれば、基準がクリアできてることがほとんどです。

水澄まいる(標準型)でOKです

 

コンクリート関連廃水であればpHがかかわります。
コンクリート関連廃水はとても強いアルカリ性なので、水の中和も必要です。
※中和とは酸性やアルカリ性を中性に戻すこと

水澄まいる(アルカリ型)一つでできます。

 

食品廃水はどうでしょうか?
食品は油が多く含まれることがあるので、ノルマルヘキサンにも注意が必要ですね。

こうなってくるとオイルフロックで対応していきます。

 

工業廃水なら鉛やフッ素などの除去が必要になる場合も多くあります。

ここでもオイルフロックが力を発揮しますが…

 

基本的には、今処理しようと思っている廃水が何で汚れているのか。
言い換えれば排水基準に対し何が引っかかるかを知る必要があります。

 

水処理は透き通ればいいわけではありませんので、必ずチェックするように
してください。

 

排水しても凝集物は廃棄する必要がある

凝集剤の主な目的は、産業廃棄物量の削減であることをまず理解してください。

廃棄物量の削減ですよ!

大事なので覚えてください。

 

最初に費用的な話もするとお話ししましたが、凝集剤で処理をすると2つの
費用が掛かります。

凝集剤の費用
処理物(フロック:凝集物)の廃棄費用

そして、削減できるのが

産廃量

です。
例えば1Lの汚れた水を凝集処理することでどんなことが期待できるのか?

処理水の95%は流せる
残りの5%は産業廃棄物として処理する。

という結果が得られたとします。
工事現場で出る排水規模で考えるとどんな量になると思いますか?

 

例えば10㎥の泥水を処理するとして、すべてバキュームで処理すると

10万~20万円

これくらいは少なくても考えておかなければならないでしょう。
一方凝集剤で処理した場合はどれくらいかかるのか?
いや、どれくらいだったら使うメリットがあるのか考えてみようと思います。

泥水の処理に必要な添加量の目安は200ppmとしています。
※あくまで目安です。

10㎥の処理に必要な凝集剤の量はどれくらいかというと、
凝集剤の使用量200ppm、産廃量は全体の約5%します。
そうすると

凝集剤:約2㎏
産廃量:約500L

となります。
汚泥の処理であれば、500L処理するのに3万円くらい見ておけばいいですかね?
ある会社の見積もりでは1㎥3万円くらいでしたので。

となるとですよ、凝集剤2㎏が5万円くらいでも十分費用の削減に
なるわけです!!

10㎥バキュームを安くて、10万円と見積もってもですよ!!

 

2㎏5万円もする凝集剤は取り扱っておりません(笑)

 

こんな感じで、凝集処理ができるとして、いくらなら買う価値があるのかを
考えておくことも大事です。

費用も下がって、下げたことで喜んでもらえるなんて一石二鳥以上ですよね☆

 

 

最後に…

水処理と言ってもコストの削減を目的としている場合もあれば、
お金がかかってでも処理が必要な場合もあると思います。

 

いずれにしても、排水にかかわる最低限の情報をしっかりと把握し
凝集剤で処理ができるのかを確認する。

でも一番大事なところは凝集剤で処理ができるかどうかですよね!

 

まずはやってみる!!

それから考えても遅くはないかもしれませんね。

 

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