必見!!サバイバルの科学!!
こんにちは東日本担当の小西です。
福島県の郡山市ふれあい科学館様にて凝集剤「オイルフロック」がサバイバルの科学という
テーマの中で採用されましたのでご紹介いたします!!
【サイエンスショー】
サバイバルの科学~君は生き残れるか~
そもそも、サバイバルと凝集剤はどのような関係があるのでしょうか?
凝集剤は水中の汚れをまとめて汚れと水に分けることが出来るものです。
もうピンと来ましたか?
例えば…
山で遭難⇒飲める水が無い⇒川や池の水⇒凝集剤を使う⇒飲用水!!!
そう思った方!!
惜しい!!
凝集剤で処理した水は飲み水として使うことはお勧めできません!!
と言うか、飲み水としての保証が出来ません。
じゃあ何??と言うことでまずはサバイバルの科学についてです
サバイバルとは…
サバイバルとは、災害時や、山で遭難したりした時にどうやって
生き残っていくかと言うことです。
生き残るには何が必要なのか…一番大切になるのは水ですね。
みずはどこにあるのでしょうか?
川、池、湖、雨…海もそうですね。
でもこれらの水には菌やウイルスがいて凝集剤では取り除くことが難しいのです。
ペットボトルなどを使ってろ過した水にも菌などはいるため、それらを取り除く必要があります。
普段蛇口をひねれば(ひねるのは古い???)出てくる水は、浄水場などでろ過した水を
殺菌しているからこそ飲めるものです。
遭難した時は近くに蛇口なんてありませんし、すぐ近くに川あるのかもわかりません。
でも、もっと身近に水があるってわかる人いますか?
サバイバルの『科学』
ちなみにこの実験はサイエンスショーで行われているのですが、ふれあい『科学館』と言うだけあって、
実験の内容は大人から子供まで楽しめるようになっています。
ちょっとだけ科学についてご紹介すると
・小学校でやる理科(科学)の実験・・・懐かしさを覚えます
・自然科学・・・・・・・・・・・・・・自然ってすごい!!守る必要性を感じます
・思いもよらない科学・・・・・・・・・これがこんなところに使えるのか!!
個人的な感想ですが、本当にそう思えるような内容がたくさんあります!
ちょっとネタバレになっちゃいますが、お出かけの時は普段あまり食べない「ガム」を
もっていこうかと思いました(笑)
で、先ほど書いた3つの『科学』で何なの??と言うことですが、
水を得るための方法であり知識です!!
生きるために必ず必要な『水』
生きるためには『水』を手に入れる必要があるので、まずはその方法について教えてくれます。
でも手に入れた水は本当に『飲める水』なのか…
飲める水を手に入れる
運よく池や川を見つけたとしてそれは本当に飲める水なのか…
最近はあまり聞くことは無くなりましたが、こんな話を聞いたことがありますか?
・水が合わない…
・田舎に帰って水を飲んだらおなか壊した…
井戸水などを飲んだ時にこんな話をしていたのかもしれませんね。
ヒトの体はよくできていて、一度かかった菌やウイルスに対してはある程度の耐性が出来ます。
だからこそ、飲みなれている水では何も感じませんが、地方では…今の時代であれば海外の水では
おなかを壊してしまうことがあります。
これは自分に耐性が無いせいでもあります。
言いたいことは、水には細菌やウイルスがいるからこそ、飲むためには取り除く必要があると
言うことです。
カルキって聞いたことがありますか?
水道水に除菌目的で入っているものです。(人に影響がないように厳しく管理されています)
普段飲む水も除菌されているのであれば、やはりサバイバルでも水を除菌・殺菌する必要があります。
その方法の一つが煮沸(加熱除菌)です。
水の温度を上げることで細菌を殺し、飲める水を手に入れる方法です。
そして、煮沸するには火が必要です。じゃあ火はどうするの!?
サイエンスショー:郡山市ふれあい科学館
このブログで少しご紹介させて頂いた内容は2017年9月~10月開催の内容になります。
↓開催情報はこちら↓
http://www.space-park.jp/display/s-show/2017/09.html
(別のタブで開きます)
サイエンスショー内では、身近なものを使って火を手に入れる方法も紹介されています。
講演中につきすべてをお話しできない事、ご理解いただけたら幸いです。
とはいえ百聞は一見に如かずですよ!
郡山市ふれあい科学館
http://www.space-park.jp/index.html
日本で5台しかないハイスペックなプラネタリウム投影機があり
地上から最も高いところにあるとしてギネス認定されています。
他にもたくさんのイベントや施設があり、ここでは紹介しきれませんので、
是非その目でお確かめください。