一般濁水の処理方法|水澄まいる(標準型)

工事現場で発生する濁水(白濁・茶濁・土砂混じり)は、未処理で排水すると濁度・SS基準を超過する可能性が高いため、事前の沈降処理が必要です。
このページでは、一般濁水に最適な粉体凝集剤 「水澄まいる(標準型)」 の特徴と使い方をまとめています。


一般濁水とは

以下のような工事で発生する濁水のことです。

  • 掘削・造成・法面工事
  • 微粒子を多く含む濁り水
  • コンクリートや油を含まない排水

自然沈降には時間がかかり、放流基準(SS40mg/Lなど)を超えることが多いため、凝集剤が有効です。


水澄まいる(標準型)が選ばれる理由

  • 微細な土砂にも高い凝集力
  • 少量で効果が出る(200ppm)
  • pHがほとんど変動しない
  • 粉体で扱いやすい(危険物資格不要)

添加量の目安(ppm → g換算)

  • 標準添加量:200ppm(100Lあたり約20g)
  • SS濃度が高い場合は増量します
ppm100Lあたり
200ppm約20g
300ppm約30g
400ppm約40g

使用方法(弱撹拌 → 強撹拌 → 静置)

  1. 弱撹拌:ゆっくり混ぜて薬剤を均一に広げる
  2. 強撹拌:しっかり混ぜてフロック形成を促進
  3. 静置:5〜30分で沈降

沈殿したスラッジは必ず回収してください。


注意点

  • 微細SSが多いと添加量が増える場合があります
  • 強アルカリ排水には不向き(⇒アルカリ型を推奨)
  • 初めて使用する現場は小スケールテスト推奨

よくある質問

Q:沈むまで時間は?
A:5〜30分が目安です。

Q:pHは変化しますか?
A:ほとんど変わりません。


お問い合わせ

最適な添加量をご案内します。写真をご提供いただくとより確実です。

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