【排水処理】水澄まいる(アルカリ型)を上手に使うポイント
ポイントを押さえればより簡単にアルカリ廃水を処理できます
コンクリートノロや道具の洗い水等、強アルカリ排水を1剤で処理できる水澄まいるアルカリ型の使用ポイントについてご説明します。
ポイント 1:よく撹拌すること
粉体の凝集剤はしっかりと攪拌しなければ凝集処理がうまくいかないことがあります。
攪拌は攪拌機を使って行うことが多いですが、処理水量が多い場合などに水中ポンプで撹拌することも可能です。
ポイント 2:添加し過ぎに注意
水澄まいる(アルカリ型)は1剤で中和と凝集ができますが、添加し過ぎると処理水が酸性になってしまいます。pH試験紙等でpH値をご確認しながら処理を行い、処理水が酸性にならないように注意してください。
※添加量の目安を参考にしてください
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ポイント 3:水分量が少ないときは水で希釈
コンクリートノロだけ集めたものなど、原水の水分が少ない場合(汚れが多くドロドロしているなど)は凝集するための隙間が少なく処理が進まない場合があります。
その際は水で希釈し十分な水分量を確保することで処理がスムーズにできます。
これらのポイントに注意することで、短時間でしっかりと凝集処理ができるようになります。