濁水対策品除濁タブ【NETIS登録(-VE)】浸すだけで濁度低減を助けます
濁水に浸すだけで、河川や湖沼の濁度低減を助ける商品です
河川工事、沈砂池、ダム、港湾の浚渫工事で発生した汚濁水に対し除濁タブを浸すことで、徐々に凝集剤成分が溶け出し効率的に汚濁水の浄化(濁度低減)を行うことができます。
河川であれば絶えず水流が発生しているため、半永久的に凝集攪拌処理が出来るため、濁水処理設備を用意する必要がなく、多くの設備費も削減することができます。(発電機、設置費等)
■除濁タブができること
1.コストダウン
濁水に浸すことで、効率よく溶け出すことから、添加量を考える必要がありません。また、自然の水流により凝集攪拌を行うため、設備の監視が不要になり、人件費、 処理設備費、設備の設置・撤去にかかる費用が大幅に削減できます。
2.1㎏で最大300㎥(ドラム缶1500本分)の処理が可能-持ち運びも便利
処理水の濁度や水質にもよりますが、除濁タブ1㎏で最大300㎥の濁水処理が可能です。
少量で多くの水処理が可能で、1㎏/袋と言うコンパクトな設計の為、持ち運びが楽になり商品の保管場所も大幅に削減できます。
3.助剤としても使える!
沈砂池での濁水処理で多くのお客様が困っているのは、濁水が沈降せずに流れ出てしまう恐れがあることです。沈砂池の入り口に除濁タブを設置することで、汚れの沈降を促進し、沈砂池を効率よく利用することができます。また、フィルターを使用している場合は、除去効率が大幅にアップします。
■濁水処理実験結果
約15㎥の水槽を使用し濁水処理実験を行った結果です。
まずは処理前後の水の状況!
この実験では2つの水槽(反応槽と排水ピット)で、水中ポンプを使用し濁水を循環して実験を行いました。
片方の水槽(反応槽)のみ除濁タブを設置し水が循環することで全体に除濁タブの効果をいきわたらせることで、徐々に汚れがまとまり沈殿していきます。
処理前後の水の状態を見ていただけたらわかるように、凝集効果は十分に見てとれます。
そして、処理水は中性!!!!
除濁タブを使ってよかった点は、監視員がいなくても、徐々に効果が広がっていくところです。水槽を使った使用方法のイメージとしては以下の通りです。
■採用例【降雨時の沈砂池の濁水対策】
素晴らしいことです!
最近の工事は、近隣の方々に迷惑、不安をあおらないように細心の注意を払っています。
しかし、雨が続くとどうでしょう…
沈砂池には、雨が流れ込んできます。ただ雨が流れてくるだけであればいいのですが、工事の状況や、規模が大きくなると、周りの砂を巻き込んで、泥水、詰まり濁水が流れ込んでくるんです。
その濁水が厄介
こうなると、流れてきた濁水と、その水の勢いで沈砂池の泥が巻き上げられて沈砂池は「まっちゃっちゃ」になり、泥が沈むまでに相当な時間がかかります。
その沈砂池の近くに住居や集会所のような建物があると、不安をあおる要因となるため、自主的に早く泥を沈降させたいという事で、除濁タブを採用頂きました。
除濁タブをご採用頂く際に粉体凝集剤の方がいいのでは?との話も頂いたのですが、処理水量も多く、下記のような理由から除濁タブに決まりました。
粉体凝集剤のメリットとデメリットについては、こちらの記事でも書きましたが、その中でも
「しっかりと攪拌を行う必要がある」
「濁水処理設備が必要になる」
等が粉体凝集剤の利用に待ったをかけました。
もちろん、短時間で沈降促進させるためには固形凝集剤でも攪拌を行う必要はありますが、固形凝集剤の大きなメリットが
流入もとに除濁タブを浸しておけば、自然と濁水に行きわたっていく
という事です。
しかも、浸しておけば、添加量を気にする心配もないですし、急な雨にも対応ができます。
正直、凝集効果の即効性は、粉体凝集剤の方が断然早いです。
それでも
沈降時間を短縮させる
・雨天時の対策がまえもってできる
・コストが抑えられる
と言う点が大きかったんですね。
この現場では即効性よりも、大量の濁水の対策とコストを重視していました。
コスト的には、薬品代のみで70%ほどの削減ができ、設備費用なども不要でしたのでコストにはご満足頂いております。
■その他除濁タブが活躍できる案件
河川工事、浚渫工事、湖沼、ダム、池、港湾などの濁水対策
降雨濁水、側溝、排水溝などの濁水流出対策
その他:調整池、イベント時の池、災害時生活水など
■除濁タブの荷姿・物性・仕様
商品名 |
除濁タブ | |
使用素材 |
無機凝集剤・植物繊維・その他 | |
外観 | 直径約20mmの錠剤 | |
反応 |
中性 | |
荷姿 |
5㎏入り(1㎏×5袋) 10㎏入り(1㎏×10袋) | |
処理量目安 |
本品1㎏当たり 最大300㎥(ドラム缶1500本) ※処理水の性状によって変化します。 | |
保管方法 |
水や湿気を避け冷暗所にて保管してください |
詳細はカタログをご確認ください
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