どうも、凝集剤.comの小西です。

 

きっと、「どれくらい凝集剤を入れればいいのか」という質問が
なくなることはないんでしょうね。

質問していただければできる限り答えていますが、どうやって計算するかが
わかれば、『計算ページ』をブックマークして自分で計算できるように
なるので、自分で知りたい方は、これから話す方法を読んでください。

もちろん、相談してもらえれば私が計算してみますm(__)m

 

SSの10%が目安って言うけど・・・どれくらいなの?

オイルフロックや水澄まいるを使うときに凝集剤の『添加量の目安』として
SSの10%とお伝えしていますが、SSの量なんて正直言ってわからないです。

検査なんて毎回してられないし、量の目安が分からなければ買うことも
検討しにくいってところですよね。

私も、どうやったら答えられるか考えているときに、社内で出た話がヒントに
なりました!!

いくつか考えることで添加量の目安が計算できるようになります!!

と、言うことでまずはこちらを考えてみましょう!

そもそもSSとは何なのか?

ウィキペディアではこう書いてあります。

浮遊物質(ふゆうぶっしつ、suspended solids)とは、水中に浮遊する粒子径2 mm以下の不溶解性物質の総称である。日本では水質指標の1つとされており、重量濃度(mg/L)で表される。懸濁物質(けんだくぶっしつ、suspended substance)とも呼ばれる。通常、SSと略される。

要するに、水の中の汚れがどれくらいあるのかということです。
見た目でわかることは、濁っていることくらいで、細かい数値については
見てわかるものではないですよね。

検査しないと汚れの量(濃度)はわからないのか?

そんなことはありません。

工事現場などで泥水や、コンクリート関連廃水を処理する場合
計算が難しい場合もありますが、最近問い合わせが増えてきている
研磨関連廃水などでは汚れの量の想定ができます。

ポイントは3つ

・廃水量
・廃液の濃度
・その他の汚れの量

この中で考える必要がありそうなのは3つ目の「その他の汚れの量」
くらいですかね。

廃水量

処理したい汚れた水の量です。

30Lなのか…100Lなのか…1㎥なのか…

それだけですね!
これに関してはざっと見た目や、タンクの量から想定できますね!

廃液の濃度

研磨関連廃水などでは、スラリーなどを作る時点で決まっていますね!!

その他の業界ではどうでしょうか?

水にどれくらいの資材を入れるかが分かっていればそれが答えです。

10Lに1kg入れているならそれは約10%濃度
100Lに1kg入れているなら約1%濃度

これはそもそもSSの濃度というか汚れの量が分かっているので簡単な例です
なので考えるなら次の方ですね。

15%濃度の廃液10L⇒約1.5kgの汚れ
20%濃度の廃液40L⇒約8gkの汚れ

ここまで分かっていればOKです。

その他の汚れの量

これが一番面倒かもしれません。

例えば10%濃度のものを使うだけで、他に何も混ざらないのであれば
その他の汚れを考える必要はありませんが、研削・研磨業界ではちょっと
想定する必要があります。

とくに研削工程でたくさんの資材を加工している場合は注意です。

作ったスラリーでどれくらいの加工をしているのか…
加工量からプラスされるSSの量を計算するのですが、面倒ですか?

それなら、あくまで添加量の目安の計算なので、廃液量と廃液濃度の2点から
想定した量で処理してみて、足りない分を追加しましょう。

今ある情報からSSを計算する

ある程度の汚れの量は計算・把握できましたか?

まだという方は、整理しながら一緒に想定してみましょう。

1.廃液量はどれくらいか
100Lとして計算します。

2.廃液の濃度はどれくらいか?
わかりやすく20%としましょう

3.汚れの量はどれくらい?
100Lに対し20%ですので、電卓で計算してみます。

100×0.2=20

約20kgですね。
さあ、ここからが本題です。

4.添加量の計算をする。
添加量の目安はSSの10%

SSは先ほどの計算から約20kg

計算すると、

20kg×10%=2kg

もう出ましたね!!
2kgが添加量の目安です!!

計算は面倒に感じますが、考えてみると意外とちょっとした計算だけで
できるので、やってみることをおススメします。

実際はどうだったのか?~目安と実際の結果を比較する~

これまで一緒に考えたことはあくまで「目安」です。

なので、実際に使った場合はどうだったのかを考えます。
あるお客様では思ったより少ない量で処理できたとの話もよく聞きますが
なぜだと思いますか?

こぼれていたり、汚れの一部は作業時に一緒に取り除かれていたり(気づかぬうちに)
といったことは意外と多いです。

処理水を一か所にまとめたときに、元のタンクに残った汚れを別途処理していれば
その分の汚れも廃水からはなくなっていますしね!

なので、目安はあくまで目安ですが、これをもとの実際にはどれくらいの量で
処理ができたかをしっかりと確認してください。

そうすることで、処理費用を抑えることも十分にありえます☆

添加量から処理した汚れの量を考えることもできる

工事現場で泥水の処理をするときの添加量の目安は約200ppmと
お話ししていますが、200ppmってどれくらいなのか?

また、200ppmで処理できる汚れ(泥)の量はどれくらいなのか?

といった感じで、考えることもできますね。

200ppmとはサンプル10gで50Lが処理できる量となりますが、
50Lにどれくらいの泥汚れがあったかわかりますか?

目安はSSの10%なので、単純に10倍の汚れを除去したということです。

となると、

10g×10=100g

と計算できます。

こんなことも計算できるよ!というくらいに考えてみてください。
ちょっとした余談でしたm(__)m

まとめ

計算のポイントはつかめましたか?
ここまでの話で大体の目安についての考え方はわかっていただけたと思いますが、

一番大事なことは計算してみることです。

計算してみることですよ。

読むのは簡単ですが、身につけるにはやってみなければいけません。
いまの状況を考えて、一度でいいのでしっかりと計算してみてください。

電卓が面倒ならば『計算ページ』で廃液の濃度と汚れの量を計算して
その結果を控えてから、添加量の想定を行ってみてください。

それも面倒なら、LINEで廃液量と汚れの濃度を添えて相談してもらえれば
私が代わりに計算しますね。
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